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 「都筑耳鼻咽喉科クリニック」では来院していただいたすべての患者様(お子様については保護者の方)にその方の病気の性質、程度、検査結果、治療法などについて出来るだけ説明し、納得していただくことを心がけております。どのような治療をしてどのような状態になれば治療を終了できるのかを理解していただくことで患者様と医師が同じ方向を向いて治療を継続、完了出来ると考えます。自覚症状が治まっただけの中途半端な状態での治療中断や再発などを少なくし、最も効率の良い無駄のない治療を実現しましょう。
 このサイトは耳鼻咽喉科診療における最新の治療法や、都筑耳鼻咽喉科クリニックにおいて頻繁に行われる検査、使用される機器などについて患者様のご理解を深めていただくための資料を集めたものです。
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​院長 板橋隆嗣

 当院では電子スコープ、画像ファイリングシステム、デジタルX線、各種の聴覚検査機器などデジタル機器を多数取り入れた診療を行っておりますが、あえて電子カルテは採用しておりません。電子カルテは検索機能などが優れておりレセプトコンピューターとの連動も便利ですが、耳鼻咽喉科診療における各病変部位の変化の記録については、紙カルテに描写するのに勝るものはありません。ページをめくることで病状の流れを把握しやすく、過去の状態との比較も簡単にできます。過去の投薬内容や受診歴などについてはレセプトコンピュータ―で簡単に検索出来、検査データなどは紙カルテへの記録に加えて各検査機器のパソコンにも保存されておりますのでいつでも呼び出しが可能です。少なくとも耳鼻咽喉科外来診療において、将来電子カルテの能力が飛躍的に向上するまでは、紙カルテを使用し患者様との対話重視の問診を行うことで病状をより正確かつ客観的に把握できるものと考えております。正確・客観的な病状の把握は一人一人の患者様への的を得た治療に繋がります。今後とも紙カルテを用いたアナログ的な問診と、デジタル機器を駆使した診察・検査、それぞれのメリットを生かしてきめ細やかな診療を行って参ります。

                         院長 板橋隆嗣

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