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内視鏡洗浄器(トルネード)
通常の診察で見ることのできない頭頚部の内部を鮮明に観察できる内視鏡(鼻咽喉ファイバースコープや鼻咽喉電子スコープ)は確実な診断治療に欠くことのできない検査機器です。主として鼻から体内に挿入する内視鏡ですので使用後は清潔・安全な状態に戻すための洗浄、消毒、消毒薬の濯ぎを確実に行う必要があります。当院院長は安心して検査を行える清潔な内視鏡再生処理を目指し、順天堂大学関連病院勤務医時代の1995年から耳鼻咽喉科用内視鏡の洗浄器の開発を手掛けております。市販された初代内視鏡洗浄器と2代目、3代目洗浄器は全国2000以上の医療施設の耳鼻咽喉科外来にて使用されてきました。令和2年に洗浄効果が飛躍的に向上した4代目内視鏡洗浄器が完成し、株式会社「高研」より市販の運びとなりました。当院では蛋白融解酵素洗浄剤にて内視鏡に付着した有機物を除去しやすくした上でこの内視鏡洗浄器での洗浄を行い、その後に高水準消毒薬フタラールを使用、消毒薬の濯ぎに再度洗浄器を使用することにより汚染や消毒薬残存のない清潔な内視鏡再生を実現しております。第82回耳鼻咽喉科臨床学会にて発表させていただきました内容を含む噴出回転水流式鼻咽喉ファイバースコープ洗浄器「通称トルネード」の説明ビデオ(クリニックの先生向け)をYouTubeに公開中です。
特許出願番号 特願2016-128141
発明の名称 逆放射状及び渦巻き水流による鼻咽喉軟性内視鏡流水洗浄器
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